2、費用
役員の社宅に関する課税関係等
社宅貸与の原則 会社役員に対して社宅が貸与されたとしても、原則として、その経済的利益額が給与として役員に支給されたとみなされ、その役員に所得税が課税されます(所得税法36条、所得税法施行令84条の2)。 社宅貸与の例外 …
未払い残業代等の和解金
未払い残業代の性質 判決により残業代請求が認容され、残業代の額の認定がなされた場合は、それによる支払いは労務の対価であって給与所得に該当する。 しかし、和解により解決した場合は、名目が和解金、紛争解決金であっても支払いの …
販売奨励金や運動費の税法上の取り扱い
販売奨励金や運動費 製品メーカーなどの事業者が営業代理店や特約店に対して、自社製品の販売を奨励するために販売奨励金や運動費を支出することがあります。 また、その営業代理店が最終消費者に対して、自社製品の販売を奨励する販売 …
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置
2020年4月27日 2、費用3、減価償却資産等6、税額控除-節税対策7、所得税8、消費税9、その他の税金税理士ブログ
令和2年4月20日に閣議決定された新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置(案)では、感染症及びその蔓延防止のための措置の影響により厳しい状況下にある納税者に、税制上の特別の措置が施される予定です。 納税 …
短期前払費用の損金算入の特例
損金計算の原則 法人の各事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入される金額は、別段の定めがあるものを除き、下記の通りとされています(法人税法22条③④)。 ①各事業年度の収益に対応する売上原価、完成工事原価その他これら …
法人成りした場合の事業税の必要経費算入
原則的取り扱い 個人事業税は、納期の開始の日又は実際に納付した日の属する年分の必要経費に算入することができます(所得税法基本通達37-6)。 また、税務調査を受けた個人が過去数年分の所得金額の更正を受けた場合においては、 …
建設協力金等の差入預託保証金の処理方法
建設協力金 建設協力金とは、賃貸借物件を建設するための資金に充当するために借主が貸主に預託した金銭で、その経済的実態は金銭の貸付けと同様と考えられます。 建設協力金の会計処理は、金融商品会計に関する実務指針133項におい …
社債発行費の処理方法
2019年7月31日 2、費用3、減価償却資産等税理士ブログ
社債発行費とは 社債発行費とは、次の社債発行のために直接支出した費用のことを言います。 社債募集のための広告費 銀行など金融機関の引受手数料や代理手数料 証券会社の取扱手数料 目論見書・社債券等の印刷費 社債の登記の登録 …
資本的支出について中小企業者等の少額減価償却資産の特例の適用可能性
2019年6月10日 2、費用3、減価償却資産等税理士ブログ
中小企業者等の少額減価償却資産の損金算入の特例 中小企業者等で、青色申告書を提出するものが、減価償却資産でその取得価額が30万円未満であるもの(少額減価償却資産)を取得し、又は製作し、若しくは建設し、かつ、その事業の用に …